ベルクの貸切公演に当選!
今回、私が当選したのは、ベルクによる雪組『ポーの一族』の貸切公演です。
ベルクは関東を中心に展開する地域密着型のスーパーマーケット。宝塚歌劇の貸切公演に招待するキャンペーンも実施しています。
貸切公演とは、企業が宝塚歌劇団からチケットを購入し、キャンペーンなどを通じて抽選で当選した人にチケットをプレゼントする仕組みです。
企業にとっては、宝塚ファンに商品やサービスを利用してもらうきっかけにもなります。チケットを当てたいファンの熱量を考えると、企業側にも大きなメリットがあるのではないでしょうか。
そんなベルクの貸切公演に、私はこれまで何度も応募してきました。

ベルク貸切公演への応募方法
ベルクのキャンペーンでは、ベルクで購入したレシート3,000円(税込)以上を一口として応募できます。
ただし、応募するレシートには、ベルクのオリジナル商品「暮らしにベルク」を1品以上含める必要があります。
我が家でよく購入する「暮らしにベルク」の商品は、納豆や柿の種、お蕎麦など。なかには1品100円未満で購入できるものもあります。
いつもの買い物に対象商品をひとつ加えるだけで応募できるのは、ありがたいところです。
これまでの応募歴と、今回の作戦
夫と二人暮らしの我が家では、週末にまとめて買い物をすると、だいたい6,000〜8,000円ほどになります。
そこで、ちょっとせこい作戦ではありますが(笑)、私と夫がそれぞれ3,000円を超える買い物をして、レシートを分けてもらうことにしました。
こうすれば、毎週二口ずつ応募できます。
これまで月組の『フリューゲル-君がくれた翼-』や『GUYS AND DOLLS』にも応募してきましたが、どちらも1か月ほどの応募期間に7〜8口ずつ応募して、結果は落選。
宝塚のチケットは、やっぱり簡単には当たりません。
そして今回の雪組『ポーの一族』。
これまでの経験を踏まえ、今回は応募口数を増やすことにしました。
普段はあまり買わない調味料なども購入し、応募は10口以上に。さらに締め切りが近づくと、レシートを分けて買い物するのも面倒になってきまして……。
最後のほうは、なんと15,000円のレシートで一口応募するという、ちょっと贅沢な応募までしてしまいました(笑)。
当選の勝因は何だったのか?
今回、ついに当選!
応募口数を増やしたことがよかったのか、一口あたりのレシート金額が大きかったことがよかったのか。それとも、これまで何度も応募してきたことが関係したのか。
もちろん、ベルクから抽選方法の詳細が公表されているわけではないので、真相は分かりません。
3,000円のレシートで一口だけ応募した方が当選している可能性もありますし、15,000円のレシートだからといって当選確率が高くなるとは限りません。
そもそも、レシート1枚につき一口の応募ですから、3,000円でも15,000円でも応募口数は同じ一口です。
それでも、応募口数を増やせば、単純に抽選の機会は増えます。
今回の当選が何によるものだったのかは分かりませんが、あれこれ工夫しながら応募してきた私にとっては、満を持しての当選となりました!
朝美絢さんと音彩唯さんの新トップコンビお披露目公演へ!
今回の当選は、いつものチケット当選とはまた違う嬉しさがありました。
観劇するのは、雪組トップスター朝美絢さんとトップ娘役・音彩唯ちゃんの新トップコンビお披露目公演『ポーの一族』。
しかも、今回はペアチケットでの当選だったので夫も一緒に観劇できることになりました。
まさかのS席16列、ほぼセンター!
そして、チケットを見てびっくり。
なんと、S席16列のほぼセンターという、ものすごく見やすいお席だったのです!
これまで夫は、私に付き合って5回ほど宝塚を観劇しています。ただし、今まではすべてB席(ごめんね)
初めてS席で観劇した夫の感想は「双眼鏡使わなくても見える!」でした(笑)。
舞台全体が見渡せるうえに、出演者の表情や動きも肉眼で追いやすい。S席ならではの見やすさを、夫も実感したようです。
一方で、S席ならではの悩みもありました。
オペラグラスを使うと、当然ながら視野が狭くなります。アップで観たい人を追っているうちに、舞台全体では何が起きているのか分からなくなってしまうことも。
気になる演者を追いかけたい気持ちと、舞台全体を楽しみたい気持ち。これは、S席あるあるかもしれませんね。
今回は、肉眼で舞台全体を楽しむ時間と、オペラグラスでお目当ての方をじっくり観る時間を使い分けながら観劇しました。
明日海りおさん主演の花組版との違いは?
『ポーの一族』といえば、2018年に明日海りおさん主演で花組でも上演された作品です。
私は花組版を映像でしか観たことがないため、単純な比較はできませんが、同じ作品でも演じる方や組が変わると、舞台の印象も変わるものだと感じました。
演出の小池修一郎先生が、花組版は「油絵」、雪組版は「写実」と表現されていたそうですが、私が受け取った印象も、まさにそんな違いでした。
花組版は、印象的な場面が詩的に描かれ、一枚の絵画を眺めているような幻想的な美しさ。一方、雪組版は、バンパネラというこの世ならぬ存在にも確かな感情が宿り、登場人物たちが目の前で生きているかのように感じられました。
哀しみを抱いて生きる、エドガーの孤独
朝美絢さんの美しさについては、私が改めて語るまでもない、自明のことです。
それでも語りたいのは、エドガーという美少年を体現してしまう、朝美さんの超越した美しさ。
人間として生まれながら、バンパネラ(吸血鬼)になる宿命を背負い、歳をとることのない身体で、時を超えて永遠の旅を続けるエドガー。
朝美さんは、その果てしない孤独を全身で抱きしめているように見えました。
明日海りおさんのエドガーは、妖しさや儚さが際立つ、退廃的な美しさが印象的でした。
一方、朝美さんのエドガーから感じたのは、「永遠に生きる」ということの途方もない孤独です。
少年の姿でありながら、幾度となく人の生き死にを見届けてきた者だけが持つような、どこか達観した眼差し。
その眼差しに、私はエドガーが生きてきた長い年月と、誰にも分かち合えない哀しみを感じました。
アラン(縣千さん)をバンパネラの世界へ誘う場面にも、妖しさだけではない、どこか包み込むようなものがありました。
バンパネラという存在に対して使う表現ではないかもしれませんが、朝美さんのエドガーには人間味があり、観ているこちらが共感できるのです。
そして、ふと思いました。
私は三人兄妹の末っ子なのですが、眠れない夜に、いつか両親や兄、夫が亡くなったあとも、自分は生きていかなければならないのだと思うことがあります。
もちろん、年齢順に旅立つという前提です(笑)。
そんなことを考えながら夜空を見上げると、なんとも言えない孤独を感じることがあります。
それでも、私が想像できるのは、せいぜい自分の一生の範囲でのこと。
エドガーは、大切な人たちとの別れを繰り返しながら、さらにその先も生き続けなければならないのです。
私が感じる孤独とは比べものにならないほどの孤独を、エドガーは抱きしめているのだろうと思いました。
実際にあった物語ではないばかりか、人間ですらない役に、これほど感情移入してしまう。
それは、朝美さんの丁寧な役作りと、役に真摯に向き合う実直なお人柄が関係しているのかもしれません。
美しいだけではない。
エドガーが背負う哀しみや孤独まで、こちらの心に届けてくださる。
そんな朝美さんのエドガーに、深く心を動かされました。
ポーツネル男爵一家、それぞれの魅力
ポーツネル男爵を演じた瀬央ゆりあさんは、前作『デイドリーム・ダリ』でも感じましたが、本当に髭が似合います!
私にとって髭は、大人の男性の威厳や個性を表す、いわば仮面のようなもの。余裕のある男を演じようと髭を整えているけれど、実は余裕がない……そんな男性像を想像してしまいます(笑)。
ポーツネル男爵も、愛するシーラを一族に迎えた頃は余裕があったのでしょう。しかし、エドガーが一族の濃い血を受け継ぎ、キングポーの死後はメリーベルも連れて旅をすることに。反発するエドガーに手を焼き、苛立ちを隠せない男爵の姿が印象的でした。
シーラ役の小桜ほのかさんは、やはり歌声が素晴らしい! 美しい声であるだけでなく、歌に乗せた台詞がとても聞き取りやすく、情感も豊か。思わず聴き入ってしまいました。
そしてメリーベル役の音彩唯さん。これまで『海辺のストルーエンセ』『パリのアメリカ人』で朝美絢さんと組んでいるお二人は、並んだときの絵画的な美しさはもちろん、相性の良さも感じさせてくれました。今回は兄と妹という関係が新鮮です。兄を信頼し、懸命に生きる愛らしい妹の姿には、音彩さんの持つ魅力も相まって説得力がありました。

エドガーとアラン、孤独を分け合う二人
アランを演じた縣千さんは、経済的には恵まれていても、家庭にも学校にも居場所がない少年を熱演されていました。
長い時を生きるエドガーとは異なり、縣さんのアランは、少年らしい怒りや葛藤をまっすぐにぶつけてきます。エドガーとメリーベルに心を開き、やがて家にも居場所を失い、エドガーと共に永遠の旅へ出る決意をするまで。その心の変化が丁寧に描かれていました。
夫と帰り道で話していて気づいたのですが、この物語で、自ら望んでバンパネラになったのではなく、ならざるを得なかったのはエドガーだけなのです。
シーラは愛のない結婚生活に疲れ、本当の愛を求めて一族に加わりました。メリーベルも恋が叶わず、兄の愛を求めます。そしてアランは、家族の愛も居場所も得られない孤独から、同じ孤独を抱えるエドガーに惹かれていきます。
一方のエドガーは、一族の儀式をのぞき見してしまったこと、そして一族が人間たちに追い詰められたことから、後継者としてバンパネラになることを余儀なくされました。親代わりだったポーツネル男爵夫妻も、愛する妹メリーベルも、正体を知られて命を落としてしまいます。
自分の意思では選べなかった永遠の命。そのどうしようもない孤独を、エドガーはアランと分け合い、二人で旅立ちます。
その場面で流れる「時の輪」。花組版と同じゴンドラの演出が、今回も印象的でした。孤独を抱えた二人が、これから長い時を共に生きていく。その姿を見届けながら、エドガーの孤独の深さを改めて思いました。
幕間のお楽しみ、公演おやつ
宝塚観劇のお楽しみは、舞台だけではありません。
幕間には、夫と一緒に公演おやつをいただきました。

)甘すぎず美味しい!と好評でした。

観劇の合間に食べるおやつも、劇場で過ごす時間の楽しみのひとつ。夫と感想を話しながら食べるのも、今回の貸切公演の思い出になりました。
そして、帰りにはお土産として「えの木てい」の横濱ローズサブレを購入。
観劇の記念に持ち帰れるお菓子があると、家に帰ってからも公演のことを思い出せます。


自分へのちょっとしたご褒美に、女子会での手土産に、オススメです。 |
応募を続けて、ついに叶った貸切公演
これまで何度も応募してきたベルクの宝塚貸切公演。
落選が続いていたので、今回の当選は本当に嬉しい出来事でした。
応募してみるものですね!
これからも、無理のない範囲で楽しみながら、宝塚のチケットキャンペーンに挑戦していきたいと思います。
原作物の場合、私は観劇する前に読む派です。萩尾望都先生の作品では「11人いる!」も好きです。 |
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記事内容は、筆者個人の体験や記録に基づいています。
雪組トップスター朝美絢さんの愛用品について紹介したブログ「ジェンヌの玉手箱|朝美絢さん愛用!NARS ライトリフレクティング セッティングパウダー プレスト N」も是非ご覧ください。
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