エリザベート・ガラコン目前!②

お芝居

明日海りおさんの外部『エリザベート』を観て

前回、宝塚版の『エリザベート』について少し触れましたが、
今回は外部で上演されている『エリザベート』について書いてみたいと思います。

宝塚版も外部版も、いずれも海外版の原作をもとに
小池修一郎先生が脚本を手がけています。
そのため外部版には、これまでも多くの宝塚OGが出演してきました。


宝塚から始まった私の『エリザベート』

2022年から宝塚を観始めた私は、
宝塚版の『エリザベート』を映像作品でしか観たことがありません。

日本初演から30周年という、記念すべき“エリザベートイヤー”の今年、
外部での上演が決まり、しかも主演エリザベートはダブルキャスト。
その顔ぶれが、明日海りおさんと望海風斗さん――
花組・雪組でそれぞれトップスターを務め、しかも同期生という、特別な組み合わせでした。

ご卒業後、それぞれ舞台を中心に活躍されてきたお二人ですが、
ダブルキャストで主演を務めるのは今回が初めて。
しかも、お二人とも縁の深い『エリザベート』という作品です。

2014年、花組で上演された『エリザベート』では、
明日海さんがトート、望海さんがルキーニを演じていました。

明日海りおさんのエリザベートを観る

ご縁があり、今回は明日海りおさんのエリザベートを観る機会に恵まれ、
シアターオーヴで観劇してきました。

今回の外部版では、トート役を
井上芳雄さん、古川雄大さん、山崎育三郎さんが務められており、
私が観たのは井上芳雄さん×明日海りおさんの回でした。

男性が演じるトートは、妖しさ以上に圧倒的な迫力があり、
井上芳雄さんの歌声は、劇場全体を一瞬で黄泉の世界へ誘うほど。
その存在感に、ただただ息を呑みました。

一人の人生を生き切るエリザベート

エリザベートは、
純真無垢な少女時代から結婚、姑との確執、放浪の時代、
そして息子の死を経て、老境へと至る――
その長い人生を、どの時代も「その時のエリザベート」として生き切っていました。

みずみずしく、神々しく、
最期は血の気を失った蝋人形のような、静謐な美しさ。
あんなに細い体の、どこにこれほどの力があるのだろうと思うほど、
力強く澄んだ歌声と、遠くを見据える眼差しに心を打たれました。

トップ時代の花組、そして月組時代の映像作品は何度も観てきましたが、
男役として生で舞台に立つ姿を観ることは叶いませんでした。

それでも、やはり舞台でこそ輝く人なのだと、
今回の観劇で改めて感じることができました。

美しい観劇チケット。ピクチケって、それだけでテンション上がりますよね。

生で聴く楽曲の力

何度も映像で観て、口ずさんできた美しい楽曲の数々を、
生で聴けたことにも、鳥肌が立つほど感動しました。

改めて、『エリザベート』という作品の面白さ、
そして楽曲の素晴らしさに圧倒されました。

特に、「夜のボート」が大好きな私は、
田代万里生さん演じるフランツ・ヨーゼフと、
明日海さん演じるエリザベートによる
歌での掛け合いに、強く心を揺さぶられました。

美しく、切なく、
気がつくと自然に涙がこぼれていました。

私は観劇で、涙が出るタイプではありません。
それでも、互いの立場を理解し、
思い合う気持ちは確かにあるのに、
少しずつ、確実にすれ違っていく二人の姿が、
どうしようもなく美しく感じられたのです。

外部版ならではの演出

宝塚版と比べると、
セリフや表現はより写実的で、現実味がある印象でした。

舞台セット自体は派手ではないものの、
段差を巧みに使った演出には、
思わず「見事!」と拍手を送りたくなりました。

また、トートダンサーの方々の
超人的なダンスにも目を奪われました。

照明が全体的に暗く、表情までははっきり見えませんでしたが、
ダンスを観るだけでも価値のある舞台だと感じました。

そして、ガラコンサートへ

3時間という長さを、まったく感じさせないほどあっという間。
改めて『エリザベート』という作品の奥深さに圧倒されました。

観ることが叶わなかった、数々の『エリザベート』。
悔やんでも仕方がないので、
これからは可能な限り、映像作品で過去のエリザベートに会いに行こう――
そう、決意を新たにしています。

そんなレジェンドの方々も出演される
エリザベート・ガラコンサートが、今まさに上演中です。

私は2月14日、’14花組フルコスチュームVERを観に行きます。
観劇記録は、バレンタインに

エリザベートファン必見!かなり見応えのあるミュージカルコンサートです。

世界文化遺産にも登録されているシェーンブルン宮殿でのコンサート。暮れていく野外が最高の演出!


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記事内容は、筆者個人の体験や記録に基づいています。

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