本拠地・宝塚大劇場で観る花組①
4月3日に『トップハット』のライブビューイングを観て以来、
寝ても覚めても柚香さんのことが気になって仕方なかった私は、
次に花組が東京に来るのを待てず、宝塚大劇場公演に足を運ぶことを決めました。
5月14日の一般発売に挑戦したこの頃、
まだ宝塚公式ファンクラブ「友の会」には入っておらず、
宝塚公式サイトでIDを作成しての、まさに手探りの初挑戦。
コロナ禍ということもあり、今思えばチケットは今より取りやすかったのかもしれません。
A席ではありましたが、
販売画面に黒丸●が表示された瞬間の反射的な速さと高揚感は、
今でもはっきりと覚えています。
『元禄バロックロック』を観てから、わずか4ヶ月後。
大劇場での観劇を決めた、この急ピッチな展開に、
いちばん驚いていたのは自分自身でした。
これまで誰かのファンクラブに入会したこともなければ、
遠征してまで何かを観に行くこともなかった私。
主人もまた、この行動力には驚いていたようです。
「せっかくだから旅行も兼ねて行こうか」
そんな流れで、神戸を拠点とし、私は宝塚、主人は関西サウナと、
大いに趣味を満喫する旅の計画です。
ANAのマイルで伊丹まで飛び、
宿は楽天トラベルで天然温泉 浪漫湯 ドーミーイン神戸元町を予約。
繁華街に歩いて行ける好立地のほか、神戸港への朝散歩も最適!夜鳴きそばとお風呂あがりのアイスはお得感満点! |
移動と宿を押さえたことで、ひとまず安心しました。
そこからは、現地で行きたい場所やお店を、
『ヅッカヅカ』やネットで得た少ない知識を頼りにリサーチ。
ドキドキ、ワクワク。
不思議なことに、いつもより仕事まで捗っていました。
そして、やって来た宝塚市。
はじめての宝塚の印象は、正直に言うと
「思ったよりも、田舎だな」でした。
川が流れ、山が近く、空が広い。
こんな自然の中でタカラジェンヌは過ごしているのか~と、
大自然にも感謝の気持ちが沸いてきます。
武庫川を渡り、宝塚音楽学校が見えてきたときには、
「これが学舎か……」と、ひとり静かに感動。
大劇場へ向かう道すがら通るのは、花のみち。
新緑が美しい6月、ベルサイユのバラも咲いています。
幼い頃、テレビアニメでオスカルが大好きだった私は、
ここでもまた胸が高鳴りました。

そして、いよいよ宝塚大劇場へ。
建物の入口をくぐり、巨大な公演ポスターを目にした瞬間、
「ここが大劇場か……」と、思わず立ち止まります。

公演まで時間があったので、
まずはチケットがなくても入れる劇場内のショップへ。
どれを公演おやつにしようかと迷いながら、
続いて「宝塚歌劇の殿堂」を訪れました。

歴代スターや脚本家の歩みを辿る展示の中で、
思いがけず出会ったのが
『元禄バロックロック』と『The Fascination』のお衣装展示。
間近で見る衣装は、
デザインや色味、ヒールの高さ、ビジューの丁寧さ――
そのすべてに、舞台で映えるための工夫と魂が宿っているのを感じました。
この日を境に、私は裏方さんの仕事にも強い興味を持つようになります。


いったん劇場を出て、武庫川を渡り宝塚南口方面へ。
タカラジェンヌ御用達のサンドイッチルマンでミックスサンドを買い、
お隣のたからづか牛乳で、ざらめヨーグルトも一緒に。
サンドイッチは食べやすいサイズ感で、具材はどれもフレッシュ。
ざらめヨーグルトは、このあと何度も遠征で食べることになる大好物になりました。


腹ごしらえを終え、再び大劇場へ。
そこに広がっていたのは、
壁一面に王家の肖像画のように飾られた、
花組の卵型ポートレート。

東京では見たことのない光景に、
思わずスマホでパノラマ撮影。
トップスター、トップ娘役を中心に、
組を支える生徒さんたちが並んでいました。
夢のような空間に足を踏み入れ、
浮き足だったまま、開演の時を待つ私。
緊張で乾く喉を潤しながら、
いよいよ始まる“初めてのムラ観劇”を前に、静かに深呼吸します。
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